オーストラリアの教育システム

オーストラリアの国家資格制度は、日本の資格検定試験の制度とは異なっています。オーストラリアでは通常、政府が認定する教育機関(RTO: Registered Training Organisation)において、所定のコースを修了した学生に資格が付与されます。その一方で、通信教育をサポートする教育システムも充実しており、キャンパス通学が困難な国外の学生も同質の教育を受けることが可能です。また、すでに職務経験等を積まれた方が、わざわざ一から科目を履修しなおさなくとも、すぐに資格が取得できるといった柔軟なシステムも整備されています。その代表的なシステムが次に紹介するRPLとAQFです。


RPLとは
Recognition of Prior Learningの略で、「事前学習認定」と呼ばれている制度です。これは、オーストラリアの教育機関に入学したり、学位や資格を取得したりする際、すでに他機関で習得した知識や技術を評価し、それを単位認定する制度です。


AQFとは
Australian Qualifications Frameworkの略で、「オーストラリア教育資格システム」と呼ばれている政府の資格管理システムです。これは、オーストラリア政府認定の教育機関が発行する学位や資格をひとつの枠組みで管理し、学生がひとつの教育機関から別の教育機関へ移行することを円滑に進めるための制度です。


オーストラリア国家資格を受験する際は、この2つの教育制度が適用されるため、例えば、職務経験など公的な証明書がないものであっても、所定の手続きと適正検査を受けることで単位に換算でき、国家資格試験の受験に必要な単位として認定されるのです。さらに、サーティフィケートIIやIIIなど国家資格をすでに取得されている方が、他の資格試験を受験する際は、同一科目の試験が免除されます。

より詳しい最新情報は、オーストラリア政府国際教育機構のホームページでご確認ください。

オーストラリア政府国際教育機構
http://study.australia.or.jp